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リードを獲得できないホームページを改善する7ステップ

ホームページ改善のアイキャッチ画像

ウェブ上でのリード獲得やお問い合わせを増やす集客ツールとして、ホームページを持つことが当たり前になりました。しかし、なかには思うようにリードを獲得できず、お悩みの方も多いのではないでしょうか?

本記事では、ホームページでのリード獲得にお悩みの方を対象として、7つのステップでホームページを改善する方法を解説します。

ホームページの改善をご検討の際にぜひご活用ください。

ホームページを改善する7ステップ

これからホームページを改善する7つのステップを解説していきます。改善方法もさまざまですが、今回はGoogleアナリティクスを利用した改善方法をご紹介します。どのステップも確実に改善の成果を上げるために実施すべき作業です。一連のステップはつながっているので、一つも飛ばすことなく、着実に実践してみてください。

ステップ1:ターゲットを明確にする

まずはターゲットを具体的に検討していきます。ターゲットを明確化することで、その後の改善施策の方針が定まります。

例えば、リードを獲得するためにホームページを改善するといっても、「20代の独身女性」と「50代の既婚男性」では訴求するポイントが異なりますよね。改善の方向性を定め、その後の改善施策の一貫性を保つためにも最初にターゲットを決める必要があるのです。

ターゲットを設定するためには自社の理想の顧客像であるペルソナを作ることが第一歩です。ターゲット設定やペルソナの作り方について詳しく知りたい方はこちらの記事にて解説しているのでぜひご覧ください。

ペルソナマーケティング一から始めるペルソナの作り方。マーケティングの現場で役立つ活用法とは?

ステップ2:改善目標を立てる

ターゲットを決めた後は、目的に合わせてホームページの改善目標を立てましょう。今回はリード獲得にお悩みの方を対象にしているため、ホームページを改善する目的は「リード獲得」となります。

「リード獲得」という目的に沿って、達成したい目標を考えてみてください。月に何件リードを獲得できれば満足する結果となるでしょうか?「月に30件のリードを獲得する」といったように獲得したいリード数を基準にすると考えやすいでしょう。

ステップ3:現状を把握する

ターゲットと改善目標を決めたら、次は現状を把握しましょう。現状を知ることで目標とのギャップがわかり、その差を埋めるための仮説を立てることができるのです。

ホームページの現状を把握するにはGoogleアナリティクスがオススメです。無料で利用でき、現状把握に必要な指標を調べられます。

Googleアナリティクスではさまざまな指標が見られますが、リード獲得のために最低限押さえておくべき指標は以下の6つです。

ページビュー(PV)

PVとは、期間内にホームページで閲覧されたページ数のことです。ホームページがどれだけ閲覧されているかの基準として利用します。見るべきポイントはPVの傾向です。日によって極端な増減はないか、減少傾向になっていないかを確認してください。

検索キーワード

検索キーワードとは、ユーザがホームページに訪れる際に検索したキーワードです。実際に検索キーワードを使って検索し、表示された他のホームページとコンテンツ内容がずれていないかを調査します。コンテンツ内容がずれている場合、ユーザの検索意図とは異なる可能性が高いため、キーワードを改善する必要があります。

流入元

流入元では、ホームページを閲覧したユーザがどこから訪れたのかがわかります。検索や広告、SNSなどさまざまな流入元を調査し、自社ホームページに訪れるユーザの属性を理解する手がかりになります。

閲覧デバイスの種類

閲覧デバイスの種類では、ホームページの閲覧に利用されたデバイスがわかります。PCやスマートフォン、タブレットといったデバイスを把握し、デバイスに合わせたホームページの最適化を検討する際に役立ちます。

直帰率

直帰率とは、ホームページ内で1ページしか見ないで離脱したユーザの割合を表します。直帰率が高いほど、コンテンツがユーザの検索ニーズに合致していない可能性が高いです。直帰率が高いコンテンツが見られる場合は、内容の改善を検討しましょう。

コンバージョン(CV数)

CV数は、設定した目標を期間内に達成した数を示しています。特定のボタンが押された時や購入完了ページを見た時など、さまざまな目標を設定することが可能です。目標の達成度合いを測るために必須の指標となります。

ステップ4:仮説を立てる

ステップ3で確認した指標をもとに目標を達成するための仮説を検討します。仮説を立てるには適当な問いを考えなければなりません。

例えば、「スマートフォンで閲覧しているユーザのCV数が低い原因は、ホームページがスマートフォンに最適化されていないからではないか?」「直帰率が高い原因はユーザの検索ニーズにあっていないからではないか?」など、指標を参考に仮説を組み立てます。

ステップ5:優先順位を考える

指標を参考に複数の仮説を立てたあとは、仮説を立証するための改善案を実行する優先順位を決めていきます。目標達成の効果が高い改善案から順に実行することが重要です。

一般的には、お問い合わせフォームなどコンバージョンの近い改善案から実行します。トップページや商品ページといった閲覧数が比較的多いページに注目しがちですが、リード獲得まであと一歩のところで引き返してしまうユーザを繫ぎ止めるほうが目的に適っています。

ステップ6:改善案を実行する

優先順位を決めたら、あとはその通り実行するだけです。ホームページに直接手を入れるのも一つの方法ですが、A/Bテストで代用することも可能です。

ここで注意すべきことは、一度にすべての改善案を実施してしまうことです。一つひとつ実施しなければどの改善案に効果があったのかわからなくなってしまいます。時間はかかりますが、着実に成果を上げるためには順を追って実行しましょう。

ステップ7:結果を振り返る

改善案を実行したら結果を振り返りましょう。実行前後の指標を比較して、改善効果を分析します。残念ながら効果が出なかった場合はそのままの状態にしておくのではなく、一度前の状態に戻しましょう。

効果が出れば言うことはありません。もととなった仮説がユーザを的確に捉えた結果なので、さらに深掘りするのも良いでしょう。改善サイクルを繰り返すことで徐々に成果を上げることができ、目標達成に近づきます。

まとめ

リードを獲得できないホームページを改善する方法について解説してきました。一つひとつのステップを着実に行うことでPDCAサイクルを回し、継続的に改善することができます。時間がかかるのが難点ですが、近道はありません。ホームページを集客の柱とするためにも、本記事を参考に一歩ずつ取り組んでいただければ幸いです。

弊社でもホームページ改善のお手伝いを承っております。「なかなかリソースが取れない」あるいは「やっぱりうまくいかない」とお悩みの方はお気軽にご相談ください。